各種単位が統一されていない現状ではエンジニアの日常の仕事で単位換算表は必須である。単位換算表の同じ行の数値と上の単位をつけて,「1cm=0.01m 」 のような等式を作る.
【1】長さ [L]
【2】質量 [m]
【3】力および重量 [MLT-2],[F]
【4】圧力 [ML-1T-2],[FL-2]
【5】仕事,エネルギー,熱量 [ML2T-2],[FL],[Q]
【6】動力
【例題 気体定数Rの換算】 「高校化学」での気体定数Rの値は,ボイル・シャルルの法則と「1atm,0℃(273K)で,理想気体 1molの体積は22.4l」より,
であった.これをSIに換算しなさい.
【解】単位換算表より, 1l=0.001m3 および 1atm=1.013×105Pa
これらより「1を作って数値と単位の間に代入する」